睦自動車からのお知らせ

2021.03.15

睦自動車の中神総括部長が人材確保・育成セミナーで講師を務める

「自動車整備業の人材確保と地域の“かかりつけ医”としての事業承継」をテーマに、愛知県自動車整備人材確保・育成連絡会(会長・小林博之愛知運輸支局長)が2月13日、愛知県自動車整備振興会小牧教育センターで「人材確保・育成セミナー」を開き、講演や事例発表を聞いて、人材確保問題に取り組んだ。中部では同様のセミナーが岐阜、静岡では開かれているが、愛知では初めて。この中で、睦自動車(豊橋市)の中神敏光総括部長が事例発表の講師を務め、「高校新卒者の採用」をテーマに講演した。(写真=事例の発表をする中神敏光総括部長)

同連絡会によると、自動車整備士を目指す若者が激減する一方、整備要員の高齢化が着実に進展し、近い将来、人材不足が顕在化する可能性が大きくなっている。このため、整備業における人材確保・育成の現状や取り組み、事業承継などの情報を共有し理解を深めることを目的に、今回は整備事業者を対象にセミナーを開催した。

はじめに中部運輸局自動車技術安全部の林健一部長が「中部運輸局の人材確保・育成への取り組み」について説明。林部長は取り組みの現状などを説明。続いて、あいち産業振興機構事業承継・経営者保証コーディネーターの竹川時彦氏が事業承継のパターンや形態別メリット・課題などを解説。

その後の事例発表では、睦自動車(豊橋市)総括部長の中神敏光氏が、高校新卒者の採用から育成の取り組みを紹介、整備業に就職してもらうための課題として労働環境の改善、賃金の改善、業界認知度の向上を指摘した。

(記事は令和3年2月25日号の整備新聞1面に掲載)

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